Handmade:お家で出来た、真珠の糸替え①
おはようございます(朝書いていたのですが、アップするのが遅くなりましたf^_^;)。雨の日曜日。
今日は、家に引きこもり(笑)屋内作業をしようと決めています。
前に、マリンはアクセサリーを作るという記事を一度書きました(↓)。
いつもは使ってもスワロスキー、キャッツアイとかですが、真珠もあります。
ハンドメイドアクセサリーのきっかけ
マリンのアクセサリー作るきっかけ2つのうちの1つでもあるのですが、高校時代にマリンママが真珠を買ってきました。安く手に入る機会があり、これでネックレスを作ろう!というもの。
そういう知識とセンスのなかったマリン一家は、今となっては恐ろしいことですが、普通にテグス(ピアノ線みたいなもの?)を真珠に通していました。(真珠には絹糸と昔から言われているのです。。。)
ただ、マリンがこの頃から細かい作業を得意としていたのと、アクセサリーのようなものを作るのが好きだったみたい。一つのものが出来上がるのも結構早く、出来上がった時のささやかな達成感やそれをつける満足感はありました。高校生で、あまりアクセサリーとか買えなくて(安いのは買えるけど、欲しいと思うのは買えない)、作れば本物の真珠も手に入る…と(笑。その真珠はマリンママから来ているのに)。
もう1つのきっかけは、別の機会に書きますね。
さて、その真珠。
真珠は本物ですが、出来上がりは超!シロウト。
巻とか照りとかは、今でもよくわかっていません。ナァントカークというか、うまく説明できないのです。
ノット
技術的な知識を得てきたのが、大学を卒業してからかな。
もっと習っておけばよかったと今になっては思うのですが、マリンの恩師はゴールドスミス(彫金師)でもありました。マリンは違うことを習っていたのですが、指輪を作らせてもらったことがあります。
(写真)
その恩師が日本に来た時に真珠を見て、「(ネックレスやブレスレットは)真珠と真珠の間に全部結び目があるものがいい」という話をされました。これを『全ノット』といいます。最近(販促品)は留め金から3つのみにノット(結び目)が付いているのがメジャーのようです。
(購入したもの)
全ノットを勧める理由は、真珠は絹糸(最近は特殊ポリエチレンを使用することもあるようです)で結んでいるために、使用しているうちに切れてしまったりします。その際、全ノットだと切れたところのみですが、それを行っていないとパーッンと真珠が飛び散ってしまうのです。(真珠は、順番と前後も重要だったりします)
全ノットは手間です、ですが&だからこそ、全ノットのものが良いという教えでした。
今回、家族が真珠を使うというのをきっかけに、糸替えを行うことにしました。
糸替えを行う頻度
3-5年というのが期間としてはメジャーです。
マリンはあまり使わないので、5年もしくは留め金付近の糸の緩みが出てきたら、というのを目安にします。
金額ですが、業者さんに依頼をした場合、
相場がわからないのですが、全ノットで3,000-5,000円くらいのようです。ノットについて気にしないと云う方は、その半分くらいかな?
ネックレスの長さ
今更ですが、おさらいで入れておきます。
ちなみに全ノットの場合は出来上がりが2-3センチ長くなり、金具の分も長くなるので、その分をカウントに入れて準備します(もちろん、糸もたくさん使います)。
- チョーカー:約40センチ
- マチネー:約60センチ
- オペラ:約80センチ
- ロープ:約120センチ
(ミキモトのパールネックレス|ミキモトパール|MIKIMOTO - ミキモトさんより)
用意するもの
- 真珠のネックレス(同じ長さでの糸替えの場合は、糸を切らないでおく)
- ビーズ針
- 替え糸
- 親糸
- 連台というフェルトを引いた真珠(石)を並べる製作用台(無ければ、フェルトや代用のもの)
- 糸切りばさみ
今回調べて、絹糸、ポリエチレン、ワイヤーの3タイプがあることを知りました。絹糸は昔からのもので、でもより丈夫で同じ役割を…というのがポリエチレン。ワイヤーは大きい(重い)真珠に使うようです。
マリンはポリエチレンを目指し、ヨコタパールさんで購入しました。とても早く丁寧な対応をしてくださいました。